[コラム]サンダーファンのイラストレーター、ナナエさんがサンダー戦を観戦

[コラム]サンダーファンのイラストレーター、ナナエさんがサンダー戦を観戦

『ウォール・ストリート・ジャーナル』にも紹介されたサンダーファンのイラストレーター、ヤマノナナエさんがユタ・ジャズ対オクラホマシティ・サンダー第2戦を現地観戦

4月18日(日本時間19日)、日本在住のサンダーファンでイラストレーターのヤマノナナエさんがついに夢を叶えた。同日、オクラホマシティのチェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたNBAプレイオフ2018、ユタ・ジャズ対オクラホマシティ・サンダーのファーストラウンド第2戦の観戦が実現したのだ。

日本から初めて同地を訪れたナナエさんは、試合前に会場MCから盛り上げ役として紹介されると、第1クォーター終了時のインターバル中には放送の中で彼女のアートワークが紹介された。その後、会場でも再度、客席に座って応援する姿と彼女のインスタグラムのアカウント(https://www.instagram.com/perspective_7a/ )が紹介されている。

43歳のナナエさんは日本に住む主婦で、サンダーの選手のイラストをソーシャルメディアに投稿している。独特のタッチのかわいらしいイラストは、彼女のフォロワーやファンだけでなく、サンダーの選手たちにも知られるようになっていった。そして先日、『ウォール・ストリート・ジャーナル』の記者が日本にいるナナエさんの下を訪れ、彼女と彼女のイラストを紹介したことで、その認知度が爆発的に広がった。

ナナエさん オクラホマシティ・サンダー Nanae Yamano

オクラホマシティから約1万キロ離れた日本に住んでいる一ファンだったナナエさんは、ソーシャルメディアを通じてサンダーに対する愛情を表現し続けてきた。それが、ついには現地でのプレイオフ観戦に繋がった。まさにソーシャルメディアがあったからこそ実現した、現代の夢のストーリーだ。

イラストを描いてソーシャルメディアに発信することは、決して選手に近づくためというわけではなく、単にファンとしての自己表現の手段だったのだろう。それでも、自らの情熱を表現し、描き続けてきたことで道が開け、新たな素晴らしい出会いを得ることができた。ナナエさんはNBAを観て楽しむだけでなく、自ら表現することで何かが生まれる、ということを体現したのである。


文:及川卓磨(NBA Japan編集長) Twittter: @oitaku


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